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備前 - 暮らしカレッジ 受講者募集

Food & Life director 久保陽子が紹介する備前のイケてるコアグルメ
その2「本場台湾の味を移植した水餃子専門店 山東水餃大王」

冷凍庫にストックがあると安心する。一口で口の中に入れるとツルツルぷりぷりの触感のあとに訪れる柔らかなうま味の肉汁。にんにくは入っていない。

その美味しさのファンになってから何年が経つだろうか。
日生を訪れる時には、必ず立ち寄ってしまう。病みつきになるこのおいしさの秘密を探るべく山東水餃大王の製造現場へ潜入取材してきました。

訪れたのは、12月中旬。師走の慌ただしい時期でした。
のれんをくぐり玄関を開けると「お客様へ 申し訳ありませんが裏へお回りください」という手書きのお知らせが。
12月は繁忙期の為、店内の食事はできない。といっても通常店内で食べられるメニューは水餃子、酸辣湯、スペアリブ、焼きおにぎりのみ。なんとも潔い。
案内されて裏の餃子製造の作業場の扉をあけると・・・。

電話で取材アポイントを取った時に「今の時期、めちゃめちゃ忙しいから、出来れば短時間で済ませてほしい」と言われた意味がすぐに理解できた。8畳ほどの部屋には、マスクに三角巾をした8人の女性が無言で黙々と手を動かしている。
生地をカットして、手で一つ一つ伸ばして皮を作っている人と、大きな器に山盛りに盛られた餃子餡を素早いスピードで皮に包んでいる人たち。そばには、次々とバットに大量にならべられている餃子。まるで機械の様な手さばきに、見入ってしまった。
「やってみる?」と言われたが、確実に失敗しそうだったので丁寧にお断りした。


「お歳暮とかお正月用の注文がようけ来るから、この時期は特に忙しいんよ。」と話してくれた。
年末は全国各地から注文が殺到する為、パートさんフル稼働で餃子を作るという。すべて手作業で行われる餃子づくりは、ご近所に住まわれている主婦の方達の技だったのだ。その技が山東水餃大王の安定したおいしさを支え続けている。
創業前、餃子の本場台湾に5年間修業に行き、言わば暖簾分けのかたちで、そこの味を完璧に持ち帰ったご主人の本物の味は、すべて一つ一つ丁寧に手作りで30年近くたくさんの人に愛され続けている。

今でこそインターネットで簡単にものが買える時代だが、それよりずっと前から水餃子専門店として通信販売に対応しており、全国から注文が来る。固定ファンが誰かにこの水餃子を送り、食べた人がリピートし、また誰かに送るという連鎖がこれからもまだまだ続いていくのだろう。

最後に最近気になっていることがひとつ。店頭で食べられるメニューにある「水餃子」「酸辣湯」は食べたことがあるのだが、あと一つ食べられていないメニューがある。いつも持ち帰り餃子を何十個にしようかという事と、目の前に出てくるおいしさにかまけいて、注文できていない「スペアリブ」がどんな味か。食べてみなくてはいけない。

山東水餃大王

【所在地】〒701-3204 岡山県備前市日生町日生1306
【TEL】0869-72-1166
【WEBサイト】http://santondaiou.com/
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】火曜日、繁忙期(12月)は持ち帰りのみ

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